2019年5月アーカイブ

昨日、スルガ銀行の決算発表があったようなので見てみました。

概ね、想定どおりの内容だったかと思いますが、法人税の箇所が興味深いなと感じております。前期と比較すると大赤字のはずなのに、法人税ががっつりとかかっているようでした。赤字といっても引当金なので、そういう扱いなのだろうと思います。

法人税、住民税及び事業税
「19,927」→「17,474」

元本一部カットの基準も出ていましたが、もし裁判所の民事調停や民間ADR機関の和解あっせん等を経た場合、いわゆるブラックになってしまうのではないかなと感じています。ぼくがオーナーだったら、これに応じるぐらいなら給与から赤字を補てんしても返済を続けていくかもしれません。

そのほか、興味深いニュースがいくつかありました。

朝日新聞「スルガ銀の借金返済要求 シェアハウスオーナー苦悩」

こちらを読むと1年間以上止まっていた返済の再開がはじまったようです。1年間の猶予でお金がたまったのでしょうか、そろそろ払ってねということだろうと思います。

産経新聞「スルガ銀 資本提携に踏み込まず 企業統治の正常化、経営再建の足かせに」

「スポンサー探しが難航する中、今後は自社株買いでの株式取得も検討する。」とのことで、ぼくはこれがベストなのではないかなと思います。

TBSニュース「日本郵政、大和証券と協業検討で合意」

「そのへんの事実を十分見極めてから、密かに我々の方で検討している案を、これでいこうと決断をして、時期至らば、必ずご報告したいと思っている」とのことで、こちらも興味深い内容です。

そのほか、ノジマ新生銀行との業務提携の発表もありましたが、これは既に既出でした。

新生銀行との資本関係を含めた提携の話が出た時、安く買いたたかれるのかなと感じたのですが、実際にはそこまで踏み込んでいなかったようです。今後は黒字が見込めるとのことで、今すぐ無理をして合併する必要はないと感じています。

今後もスルガ銀行の動向に注目していきたいと思います。

前回、前々回とビットコインの底打ちを検証してみたのですが、既に80万円を突破してきており、もしかするとこれは本当に底打ちしてしまったのかもしれません。

ビットコインは底入れしたのでしょうか?(第2回目)

ビットコインは底打ちしたのでしょうか?

チャート的にはいわゆるなべ底チャートの形状となっています。

今年は仮想通貨の熱い夏になると予想していますが、このまま上昇していくのでしょうか、ヨコヨコしていた70万円のラインを突破したので、このまま上に行ってしまう気もしております。

一方、日経平均の方はというと令和のご祝儀相場はなく、セルインメイらしき?株価の下落基調となっています。5月中はこのままこんな調子かと思いますが、しばらくは株からビットコインへの資金の移動があるのかもしれません。

果たしてこのまま100万、200万までいってしまうのでしょうか、今後の展開に注目が集まっています。