2019年9月アーカイブ

注目されていた19日の日銀の金融政策決定会合ですが、追加緩和は見送られる方向で決定したもようです。円高には振れましたが、もともとあまり期待はされていなかったためかそれほどの影響はありませんでした。18日のFOMCも0.25%の追加利下げが決定されており、概ね予想どおりの内容だったのかもしれません。

次は消費増税後に景気が悪化した際にでも追加緩和の期待が高まってくるのかもしれませんが、10月31日とか12月19日とか、そのあたりにでも何らかのコメントが出てくるのかもしれません。

日銀のマイナス金利の深堀りで銀行銘柄が大暴落するのを期待していたのですが、安くは買えませんでした。むしろ、金融関連銘柄はバリュー株とのことで軒並み上昇傾向が続いており、ここからはしばらく反転していきそうな気配も感じてます。

今後、追加緩和があるのかないのかは不明ですが、特に何もなければ利下げムードは減退してくのかなという雰囲気を感じております。

SBIによる地銀連合構想でスルガ銀行が焦点になるとの記事が出ており、思惑買いで急伸しているようです。もともと秋口を目途にという報道がされていましたが、果たして今回のSBIのことなのでしょうか、スルガ銀行からはまだ何も出てきていないようです。

一方、日銀は18日、19日の金融政策決定会合で金融緩和の是非について議論するとのことですが、もし追加での金融緩和があるとすれば、金融機関への副作用への措置も気になるところかと思います。

ぼくはここ1年ほど定期預金のつもりで毎月スルガ銀行の株を買ってきたのですが、株価はずっとヨコヨコの状態を継続しています。

もうそろそろ3万円台では買えなくなってきたのかもしれませんが、日経平均株価が暴落した場合にはまだまだワンチャンあるのかもしれません。

はたして来週の日銀の追加緩和はあるのでしょうか、またあるとすれば、有効な副作用の緩和策を打ち出せるのでしょうか、このあたりに注目していきたいと思います。