2019年2月アーカイブ

今年のゴールデンウィークは4月27日(土)~5月6日(月)の最大10連休が予定されており、残すところあと2カ月となりました。

ぼくがチェックしている銘柄については、おそらく5月24日あたりが決算発表日になるため、この前日には株を保有しておくつもりでおります。

けれども、ゴールデンウィーク前に売却する人が多いようであれば、一旦、保有株を売っておいた方がよいのかもしれません。GW中の株価暴落のリスク、あるいは連休中の資金需要などでGW前にはある程度の売りが予測されます。

また、陛下がご退位されるのに、株価が上がるなどということはあまり気持ちのよいものではありません。

ある程度の売りが出てくるのが予測されるなか、わざわざ高値で買う人もいないかと思うので、4月は買いが入りずらくなるかと思います。それに加えてセルインメイなどの懸念もあり、4月~5月の株の売買は判断が難しいところかと思います。

ただ、このあたりは考えても仕方ないため、ぼくは特に何もしないことに決めました。

連休中に皇太子さまのご即位が控えているなか、連休明けはご祝儀相場になるかもしれませんので、GW前の4月27日(金)の引けで安くなっていれば、ある程度は買い増しをしておこうかなと考えてます。

おそらくGW前は株価が下がり、GW後に株価が上がると予測しておりますが、せいぜい10日ぐらいですし、案外、株価には特に影響がないような気がしております。

最近、界壁などの部材で不適切な施工が問題となっているレオパレス21ですが、ストップ安の後も株価は下落基調が続いているようです。

実はぼくも以前はレオパレスに住んでいたことがあるのですが、当時は毎晩のように女の子が遊びにきていて、朝方までいちゃいちゃ、ちゅっちゅっを繰り返していた楽しい思い出があります。

報道によると壁の防音対策なども不十分だったとのことで、もしかすると当時のお隣さんにはご迷惑をかけてしまっていたのかもしれません。

そのようなリアルな実体験から、今回の事案を予想してみますと、引っ越し費用などについてはそれほど大きな影響は出ないのではないかと僕は考えてます。

公式サイトによると以下のような記述があり、概ね2週間程度で完了するのではないでしょうか。

「物件により補修方法や工程が異なりますが、準備期間を含め、部屋ごとの補修の場合は一部屋あたり数日、小屋裏全体の補修工事の場合は2週間程度の工程を想定しております。 」

家具付きのため、単身で引っ越してくる人も多いかと思いますので、ホテル住まいでもよいのではと思いますが、2週間ぐらいなら多くても一人当たりコミコミ20万~50万ぐらいなものではないかと思います。

けれども、補修工事費用なども合わせて累計430億円の特別損失を計上したとのことで、建築業界では空前の人手不足のなか、工事を計画どおりにできるのかは微妙なところかと思います。

ただ、現金預金が892億円とのことで、この数字ならさすがに倒産することはないのかなという気もしますが、とりあえずはウォッチングを継続していく予定でおります。

同じような不適切な事案にKYBのダンパー交換のケースがありましたが、あちらの方はほとぼりが冷めたのか、そろそろ上昇していきそうな雰囲気も感じられます。

このような不適切な事象が発生した際、半年程度はヨコヨコの展開になると考えてますので、レオパレスを買うにはまだ時期早々のような気もしないではないですが、ニュースで話題にならなくなったぐらいに物色してみるのもよいかもしれません。

上げるにしても、底値をしつこいぐらいに試してから上げていくと感じてますので、半年程度の時間をみて、毎月少しづつ買っていく方がリスクを分散できると感じてます。

例え、万一株価が暴落する結果になったとしても、買う時期を分散していれば、損失を抑えることができるかと思います。

ぼくはここ半年間、この方法でスルガ銀行を毎月ずっと買っているのですが、300円台後半で買った分については枚数的には少ないものの、今では500円台になってますので、全体で見てもかなりの利が乗ってきています。

ただ、レオパレスについては、引っ越し費用や工事費用などでリアルで損失が実際に発生するのは避けられないかと思いますので、それほどのうまみは感じられなく、あまり注目はしてないのですが、今後も監視活動を強化していく予定です。

先日のスルガ銀行についてですが、決算の翌日は一時ストップ高をつける展開となったようです。

ただ、一連のメディアの動向には不自然な動きが多々あったように感じております。

突然、デート商法うんぬんの報道がされはじめたり、赤字決算であることは前回の決算で既出だったものの、なぜか赤字に転落のような報道がされており、タイミングにも内容的にも不自然な報道が多々あったように感じています。

特にデート商法についてですが、11月でも12月でも1月でもなく、なぜ決算の前日に報道が過熱する結果になったのか、極めて不自然と言わざるを得ません。ただの偶然なのかもしれませんが、ストップ高になると株を買うことができなくなるため、あえてネガティブな報道を決算日にぶつけてきたような印象を感じています。

ただ、ぼくも少しだけ買い増しはできたので、結果的に見れば、文句をいう筋合いはまったくないのですが、あからさますぎやしないかと感じてます。

いずれにしても、ぼくの当初の予想では「底値から反発するまでに半年程度はヨコヨコの展開」になると考えてましたが、年末の日経平均の暴落を補正すると以前の三菱自の不適切な事象と同じパターンになるのかなとも感じております。

果たして今回のストップ高がトリガーになるのでしょうか、それともまだヨコヨコや下落チャートを継続するつもりなのでしょうか、創業家との関係精算や合併の有無の行方などもあり、今後も目が離せない展開になってきました。

本日はレオパレスの不適切な件を更新する予定でしたが、今日はスルガ銀行の決算日だったようで、予定を変更してそちらの決算報告書を読んでみたいと思います。

決算報告の動画が見あたらなかったため、IRだけで確認してみましたが、内容については想定内といいますか、特に目ぼしいものはなかったように感じています。

日経の記事では「過去の融資に伴う収益を支えに本業の利益は地銀5位を保っている。」などといった報道も出てきてますが、この点については当初からぼくも予測をしてました。

住宅ローンが終了するまでは元金と利息の返済が続くため、新規融資が停止しても、このような高収益の状態が10年、20年は継続するのではないかと考えてます。また、規模を考慮に入れた上での利益率的なものでいえば、おそらくスルガ銀行は地銀のなかでもかなりいい線をいっているものと思います。

ただ、預金流出が多いようで、こうなると金融庁あたりに貸しを作ってしまう形になってしまい、合併みたいな話を押し付けられないかと心配しています。

仮に顧客が預金を他の銀行へ移したとしても、移した先の銀行がスルガに預金すれば同じことですので、預金流出自体は特に影響はないと感じてますが、その過程で奉加帳みたいなことで金融庁に借りを作ってしまうと、その辺の銀行との合併話が出てきたときに嫌とはいえないかもしれません。

また、アパートオーナーの債務問題の行方、創業家との関係精算に加え、最近ではデート商法うんぬんの件も出てきており、まだまだ目が離せない展開になっていくものと感じています。

いずれにしても、まだまだ時間がかかりそうな気がしますので、安いところがあれば、拾っていこうかなと考えてます。

先週末から「くら寿司」や「セブンイレブン」、「バーミヤン」にて、アルバイト店員による不適切な動画投稿が相次ぐ事態となっています。

最近の東証の傾向としまして、不適切な事象が発生しても株価はあまり反応しないケースも多くなってきていますが、週末の3連休中にテレビで大きく報道されたこともあり、明日の株価にどういった影響が出てくるのか、興味深いところではあります。

くら寿司運営の株式会社くらコーポレーションによると、「平成 31 年 2 月 6 日」の日付にて、「当社従業員による不適切な行為とお詫びについて」のPDFが公開されていますが、当該事案の発生後も今のところ株価に目立った動きは出ていないようです。

最近では飲食業界の不適切動画の投稿には慣れてきている感じもしており、株価下落のインパクトとしてはそれほど大きくはないのかもしれません。不適切度数のレベル的なものでいえば、話題になるのは長くてもせいぜい1週間程度で、それほど長期化する懸念はない気もしております。

ただ、学生の頃にいくつかの飲食店でバイトをした経験からいいますと、アルバイトは正社員の指示の元で補助的な仕事をやるケースがほとんどでした。正社員が2人程度いた上でアルバイトが2~3人のケースが多かったように思います。

これが深夜のコンビニとかになるとバイトだけで回したりもするわけですが、やはり正社員が不在となると気がゆるくなる面があったかもしれません。

それでも、当時は廃棄期限の少し前に廃棄処分をして食べたい弁当を食べるとか、せいぜいその程度のことで、最近の悪ふざけ動画はまったく理解不能ですが、いずれにしても監督者としての正社員を置かない限り、こういった事態は防ぎようがないのではないかと感じています。

アルバイトに責任を持たせるのではなく、責任ある正社員を現場に配置して監督するより仕方がないのかもしれません。

マザーズでのサンバイオ暴落が話題を集めてますが、ある日突然、連日のストップ安で追証がかかり、億り人から借金生活に転落してしまう人も出てきているようです。

約定数を見てみますと、4日間でわずか10万株程度しか約定しておらず、11,200円から2,440円までほぼノンストップで逃げ場がなかったものと思われます。

普通の銘柄でこのようなことはまず考えられませんが、マザーズのバイオ銘柄については一か八かのバクチといっても過言ではありません。

治験結果がどちらに転ぶのかは最後の最後まで分からないですが、成功することで頭がいっぱいになってしまうため、失敗した場合のことが考えられなくなってしまう心理状態になってしまうものと思います。

サンバイオの今後について詳しい事はまったく知りませんが、しばらくの間は株価が低迷してしまうものと感じています。バイオ関係は治験結果が出るまではあまり値動きがなく、治験失敗や増資などのリスクもあるため、長期保有をするにはあまり向いてないなと感じてます。

仮に治験が成功すれば、連日のストップ高になってしまうため、治験結果が出る前の段階で買わないとうまみがありませんが、買ったら買ったで今回のサンバイオのような暴落の可能性もあるため、投資するにはリスクが高いです。

そのため、バイオ銘柄でリスクを回避する方法があるとすれば、複数の銘柄に分散して投資をするより他ないものと思われます。5銘柄ぐらいに投資をし、そのうち1勝2敗3引き分けぐらいの結果が出れば御の字ぐらいに考えておくのがよいと思います。

今回のサンバイオのケースでいいますと、膨大な時間をかけて株取引をし、コツコツと資産を増やしていったものの、一発で退場してしまい、億単位の資産家から借金生活に転落してしまった人もいるようです。そのようなケースを見ていると、株である程度の儲けがでれば、不動産に投資をしておくとか、家族のために使っておくとか、そういう視点が大切だなと思うようになりました。

そのため、今月は持ち株を少し売却いたしまして、パパ活でいつもお世話になっている女の子にプレゼントをすることにしたのですが、とても喜んでくれていました。

知らず知らずのうちに忘れかけていた何か大切なものを、サンバイオはぼくに気づかせてくれたようです。