アベノミクス株価の今後は景気条項がポイント

自民党政権に代わってから半年程度が経過しようとしていますが、この間、急激な株価上昇によって支持率が軒並み上昇しているようです。
特に富裕層においては「安倍っちには足を向けて眠れないね。」という方も多いのではないでしょうか。
資産が倍増し億万長者になった方もけっこう出てきているようです。

一方、アベノミクス相場に乗り遅れた方のなかには「しまった!」と感じている方も多いかと思われます。私もその一人なのですが、今年の1月から取引を開始いたしましたもので、割と高値づかみになってしまった感があります。

ただ、そうはいっても、3割ぐらいは資産が増えておりますもので、私もアベノミクスには感謝している次第なのです。おかげさまで、治療中の歯に金歯やセラミックの高価な素材を使った差し歯を何本か入れる予定でございます。

さて、気になるのは今後のアベノミクス相場の行方ですが、参院選などもあったりはしますが、現在の自民党の支持率から考えますとほぼ問題ない状況かと思われます。やはり当面の目標としましては、消費税ということになるかもしれません。

消費税関連法案には「景気条項」が含まれていますので、来年(2014年)の4月に、消費税を8%へと引き上げには景気の回復というのが前提条件となっています。一応は官僚が書いた形式だけの条件ということが言われていますが、比較的、重要なポイントになってくるかと思われます。

景気を回復するのが増税の前提なわけですので、少なくともそれまでは株価を下げるわけにはいかないはずです。あらゆる手を使っても、円安や株価上昇を維持するのではないでしょうか。

また、消費税増税については、アメリカなども国債や基地負担、あるいはIMFの資金関連で何等かのメリットがあるでしょうし、日本の財務省も管理できるお財布が大きくなれば利権あれこれが出てくるので望むところかと思うわけです。

表向き、世界各国では日本の円安・株高はバッシングされるでしょうけれども、IMF的なこともあるでしょうし、日本の消費税増税については世界中が望んでいることかと思うわけです。

そんなわけで、景気条項がある以上、株価暴落なんかになってしまったら消費税が上げられなくなってしまいますので、消費税が上がるまでは現状の円安ペースを何としても維持し、世界も容認するのではないかと見ております。
株価が下落する時期としては、消費税が実際に上がった頃ぐらいがあやしい時期になるかもしれませんね。