日本のエネルギー事情と原発の再稼働問題

現在、日本のエネルギー事情は化石燃料に依存している状況にありますが、地球温暖化の影響を考えると、できるだけ早期に再生可能エネルギーへの転換を目指さなくてはいけません。民主党時代には温室効果ガス25%削減を掲げ、原発停止などの影響により撤回する形にはなってはいますが、今後の日本の重要な課題といっても過言ではないでしょう。

この温室効果ガス削減に重要な役割を果たすのが原子力発電といえます。太陽光発電などのエネルギー政策も進められてはおりますが、火力や原子力と比較すると1%にも満たない割合しかありませんので、現実的に考えれば、原発の再稼働をするより他がない状況かと思われます。

ノーベル平和賞の受賞者であり、アメリカの副大統領を務めたアル・ゴア氏の「不都合な真実」によると、地球温暖化の影響で「近い将来海水準が最大20フィート上昇する可能性がある」と主張しています。これにより、世界の主要都市がほぼ水没してしまい、日本にも壊滅的な影響を与えるという意見の人もいます。

このアル・ゴア氏の「不都合な真実」の主張については、懐疑的な見方の人も多いですが、いずれにしても、化石燃料に頼ったエネルギー政策からは転換しなくてはいけなくなってきております。

結局、太陽光などが普及するまでは、当面、原発を動かすより他ない状況になってきており、いずれ原発の再稼働がされると考えてもよいでしょう。

現在のところ、再稼働の有力候補として、九州電力の川内、玄海、関西電力の大飯、高浜、四国電力の伊予、北海道電力の泊の各原発が候補に挙がっております。

このうち、優先審査されていた川内原発がほぼ審査通過の見通しが立っている状況ですので、はやければ、2014年の7月か8月にも再稼働される予定ではありますが、その他の審査はあまり進んでおりません。

関西の大飯原発は地震対策で2014年中の再稼働は厳しくなってきておりますし、四国の伊予原発につきましても、3月14日に最大震度5強を観測した伊予灘地震がおきたばかりです。また、原発自体もある程度の年数がたっているものです。

この点、泊原発の3号機については、2009年運転開始の新しいタイプのものですので、次の優先審査はこちらになるのかなと思っておりましたが、追加工事の影響でまだ見通しがたっていないようです。優先審査2号は、もうそろそろ決まってもよさそうな時期に入ってきました。

【再稼働の有力候補】

・川内(1、2号基)→ ゴール間近?

・玄海(3、4号基)→ 九州電力でワン・ツーか?
・泊(3号基)→ 追加工事?
・高浜(3、4号基)→ ?
・伊方(3号機)→ 伊予灘地震で難あり?

大飯(3、4号基)→ 脱落か?

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このページは、ピーターが2014年3月31日 18:49に書いたブログ記事です。

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