サンバイオ暴落で投資家に逃げ場はあったのか?

マザーズでのサンバイオ暴落が話題を集めてますが、ある日突然、連日のストップ安で追証がかかり、億り人から借金生活に転落してしまう人も出てきているようです。

約定数を見てみますと、4日間でわずか10万株程度しか約定しておらず、11,200円から2,440円までほぼノンストップで逃げ場がなかったものと思われます。

普通の銘柄でこのようなことはまず考えられませんが、マザーズのバイオ銘柄については一か八かのバクチといっても過言ではありません。

治験結果がどちらに転ぶのかは最後の最後まで分からないですが、成功することで頭がいっぱいになってしまうため、失敗した場合のことが考えられなくなってしまう心理状態になってしまうものと思います。

サンバイオの今後について詳しい事はまったく知りませんが、しばらくの間は株価が低迷してしまうものと感じています。バイオ関係は治験結果が出るまではあまり値動きがなく、治験失敗や増資などのリスクもあるため、長期保有をするにはあまり向いてないなと感じてます。

仮に治験が成功すれば、連日のストップ高になってしまうため、治験結果が出る前の段階で買わないとうまみがありませんが、買ったら買ったで今回のサンバイオのような暴落の可能性もあるため、投資するにはリスクが高いです。

そのため、バイオ銘柄でリスクを回避する方法があるとすれば、複数の銘柄に分散して投資をするより他ないものと思われます。5銘柄ぐらいに投資をし、そのうち1勝2敗3引き分けぐらいの結果が出れば御の字ぐらいに考えておくのがよいと思います。

今回のサンバイオのケースでいいますと、膨大な時間をかけて株取引をし、コツコツと資産を増やしていったものの、一発で退場してしまい、億単位の資産家から借金生活に転落してしまった人もいるようです。そのようなケースを見ていると、株である程度の儲けがでれば、不動産に投資をしておくとか、家族のために使っておくとか、そういう視点が大切だなと思うようになりました。

そのため、今月は持ち株を少し売却いたしまして、パパ活でいつもお世話になっている女の子にプレゼントをすることにしたのですが、とても喜んでくれていました。

知らず知らずのうちに忘れかけていた何か大切なものを、サンバイオはぼくに気づかせてくれたようです。