スカイマークショックはあるのか?

アベノミクスで輸出企業の業績が好調なようですが、格安航空会社のスカイマークが3月1日に上場を廃止するとの報道がされております。航空会社は輸入依存の業種なのかは知りませんが、機体をはじめ、燃料なども海外から調達していることもあり、円安により打撃を受けたことが影響しているようです。

平成23年2月18日といいますと、今から4年前のということになるでしょうか、東日本大震災の直前あたりに、エアバス機を6機購入する契約をしたようなのですが、その後の円安などの影響や他社との競争激化などがあり、結果として購入できない状況になり、約830億円の違約金が発生する結果となったようです。

いずれにしても、上場廃止ということになると、日経平均株価への波及がどこまでいくのかが気になるところですが、追証の連鎖ということになるのでしょうか、来月の株式市場はあれそうな様相を呈してきました。

ISISの身代金問題がとりざたされておりますが、今回のスカイマーク上場廃止の方がたくさんの人命がかかっているような気がいたします。なかには全財産を失った方もいらっしゃるでしょうし、私の保有している新興株も少なからず影響を受けております。

日経平均への影響が限定的なものにとどまるといいのですが、その辺の新興企業とは違い、スカイマークはインパクトが大きいような気がいたします。