「地政学的リスク」などは後付けの言い訳だ

先週は日経平均が1万5千円を割りこんできました。アナリストによると、ウクライナやイラク空爆の地政学的なリスクが影響しているとのことです。また、経常赤字などの経済指標でネガティブな数字が出てきており、こちらの方が影響しているという見方もあります。

はたして、この株価下落が地政学的リスクなのか、アベノミクス売りなのか、どちらも影響しているとは思いますが、一番大きな要素は海外ファンドの換金売りということになるのではないかと考えております。去年もそうでしたが、今の時期は株価が下落しやすい時期に入ってきています。

タイミング的に見ても、地政学的リスクの拡大と換金売りの時期が重なっていますので、市場への影響が最低限で済む形で、イラク空爆の判断をオバマ大統領が下したとみるのが妥当といえるでしょう。

週末の換金売りも重なり、先週は大幅な下落につながったものとみています。

ただ、チャートで見てみますと、これより下には5月の公務員の年金資金が入っているレンジになりますので、ここを割り込むのは考えにくいです。

逆にいえば、ここが買い時ともいえるわけですが、すでにニューヨークは反発しておりますので、買うとすれば、金曜の引けが大底だったのではないかと考えております。おそらく、月曜は売り方の週末持越し分の買戻しがあるでしょうし、明日は大幅な上昇となることでしょう。

ただし、換金売りの時期がまだ終息はしておりませんので、ボラティリティーの高い傾向にあることは予測されます。深追いせず、あがったところで利益確定するような、モグラ叩きトレード手法が今の時期は有効だと見ております。