株価上昇は為替相場と連動する

ここ数か月の株価上昇は、アベノミクスのご祝儀相場というようなことが言われていますが、為替がまだまだ円安へ向かうとみられていますので、株価の方もまだまだ上昇していくような印象を感じております。まだ、93円程度なわけですから、ひと昔前の120円レートと比較しますと依然として円高という考えもあるわけです。そのような状況のなか、今後、100~105円程度まで推移すると考えた場合、あと円安10円分の伸び白があると考えております。

ただ、個人的にはデイトレードのような短期での投資形態ではなく、中長期をみすえての投資をしたいと考えてますので、あまり頻繁に売り買いをするような感じではないです。手持ちの資金を最大限に投入し、為替100円まで、あるいは今年の秋口あたりまでホールドしておく予定です。長期的にみれば、徐々に株価が上昇していく確率が高いわけですから、時間をかけてゆっくりと保有しておくのがよいでしょう。

売り時についてですが、来年度からは税率が10%あがるわけですので、年末近くになると売却を考える方も多くなってくると思います。そうしますと、株価が下落するかもしれませんので、そうなる前に利益確定をする動きが活発になる気がしますんで、夏の終わりごろあたりがちょうどいいような感じもしているわけです。手持ちの定期預金を解約し、税金関連の支払いも可能な限り遅らせ、できる限り、株式投資につぎ込むことをおすすめします。

もちろん、損をする可能性もあるわけですが、今、投資するにはまだまだ恵まれた環境にあるはずなのです。