株式

最近の株式相場は非常に好調で、日米ともに連日の株価上昇になってきております。ここ1か月の間、私の監視している銘柄は概ね、50%~100%程度の上昇をしているのですが、実現損益でいいますと、なぜか若干のマイナスに終わっている次第です。

普通に持っていればいいものを、寄りの下落で投げ、引けの高値で買い戻すという、非常に効率の悪い取引を繰り返しており、なぜかマイナスになってしまっているのです。正確に計算すれば、もしかするとプラスなのかもしれませんが、この上昇相場で買っている銘柄が50%程度ほど上昇しているにも関わらず、なぜかプラマイゼロになっていますので、相対的な損益でいいますと精神的にはかなりのマイナスです。

これはつくづく僕もわかってはいるのですが、ちょくちょく売買することは非常に効率がわるいのです。やはり、売買手数料という面がありますので、証券会社にとってみれば、頻繁に売買してくれた方が儲けは大きいわけです。

また、そうなるように、ボラティリティーを激しくしているような感がありまして、毎日売買するのはもうやめました。今後は最低3か月はストロングホールドする気持ちで、長期投資に切り替えていく予定でおります。

おととしは、半年ぐらいの期間で売買するスイングトレードをしていたのですが、その時はけっこうプラスになっていたのです。最初、やり始めた際、初心者ながらも半年で100万円ほどの収益が発生していたのですが、その頃の投資方法が一番、正しかったものとボクは思います。

そんなわけで、マケスピをアンインストールして長期保有へ切り替えました。毎日、株価を見ているのは時間の無駄でもありますし、何より、その投資方法では私の場合は収益をとることはできないようです。今後は普通に株取引をしよう、そう考えてます。

アンインストールしてみたら、気持ちがすっきりしましたので、知らず知らずの間に見失っていた日常生活を今後は取り戻せそうな気がします。

日経平均上放れか?

今をさかのぼる事ちょうど1年前。

5月のセルインメイで日経平均が暴落しておりましたが、今年はまだそのような兆候が見当たりません。おそらく、2匹目のどじょうを見込んで、4月あたりから空売りしていた人も多いかと思いますが、消費税の増税とセルインメイは今年の1月あたりで既に織り込み済みになっているような気がします。

一見すると三角持合いから上放れたように見える日経平均チャートですが、一目均衡表ではちょうど雲の中に入っており、明日以降、雲をつき抜けられれば上放れ、跳ね返されるようだと再度、三角持合いを形成しにいくようなチャートに見えます。



もし、上放れるようだと、今年1月に15,700円で空けた窓を埋めに行くようにも思えます。

一方、マザーズが3空の状態となっており、このまま上昇に転じるのか、1目均衡表の雲に跳ね返されて一度は調整に向かうのか、今週は目が離せない重要な局面を迎えております。



年金資金流入の思惑などもあるようですが、最近はノンバンクが人気化してきております。特にアイフルは本日も東証出来高1位にランキングされておりますが、自民党の規制緩和の思惑やTPP絡みでの金融緩和、あるいは7月のADR合意へ向けての思惑などで急上昇してきているもようです。

加えて、ミクシーも連日急騰しております。空売りを踏みあげつつ連騰しており、注目度の高い銘柄になってきています。
日経平均、新興ともにここ1か月ほど急速に上げていましたが、6月末より短期的に調整しているようです。

ただ、明日からは公務員のボーナスなどがあるでしょうし、民間企業のボーナスも7月中旬までは続くでしょうから、nisaを使っていない人などの買い需要も発生してくるのではないかと考えております。

個人的には、5月末からトレンド転換しているものと考えておりますので、3か月~半年程度は上げ続けていくものと思いますが、ここらで一旦、調整してもおかしくありません。

そういった意味で、明日、25日線で反発するのかどうか、もしくはこれを下回っていくのかが重要な局面になるかと思います。

もし、ここで反発するようなら、日経平均18000円を目指す展開になるでしょう。アベノミクス相場の第2弾が既に始まっているのとすれば、この時期に株を売るのは得策ではありません。

月足で見てみますと、もう半年程度調整したのち2万円を目指す展開でもよいかと思うのですが、すんなり上がっていきそうなチャートを形成しています。

ここで反発するのが確実のようでしたら、空売り残高が積みあがっている銘柄の買戻し需要が発生するかと思いますので、空売り残高の多い銘柄を中心に最近は物色しております。

アベノミクス相場の第2弾としますと、1年程度は続いて2万円ごえを果たす可能性もありますので、ここらで出遅れ銘柄を中心に仕込んでおくとよいでしょう。
増資の際に特に多いのですが、報道機関からスクープの形でリークされるケースが多い気がします。先日の電力会社の増資、あるいはシャープの増資報道など、なぜか企業側ではなく、報道関係者から情報が出てくることが多いです。けれども、当の会社の方では、「検討はしておりますが、そのような決定をした事実はございません。」の一点ばりで、否定も肯定もしないというコメントしか出さないケースが多いように感じております。

そしてその次の日、その不確かな情報を元に株価が暴落してしまうわけですが、株主にとってみれば、たまったものではありません。

ちょっと考えてみますと、報道関係者の場合、インサイダー取引など簡単にできてしまうわけです。友達の友達のデイトレーダーとか、足をつかないようにしていくらでもインサイダー取引ができてしまうものと誰もが想像できます。

例えば、先日の某社の増資の際の報道ですが、1社だけ、執拗にネガティブな報道を繰り返していた報道機関があります。どことはいいませんが、他の9社はポジティブなとらえ方で報道しているのに対し、その1社だけ読み手にネガティブにとれるような書き方がされているわけです。

一方で、その会社を大量に空売りをしている外国資本の証券会社が存在し、両社の社名で検索してみると、その報道会社との共同企画などでかなりの接点があります。

普通に考えれば、その外国資本の空売りに協力する形で、執拗にネガティブな報道を繰り返しているとしか思えません。加えて、増資報道のあった会社が事実を否定している以上、都合のいいように風説の流布を垂れ流しているのではないかと感じてしまうわけです。

正直、証券会社の格付け情報などもそうですが、自分たちの都合のいいように、やりたい放題にやっているように感じてしまうわけです。

ですので、株価に影響が出ると思われる発表に対しては、まだ決定した事実がない状態での報道した記者をインサイダー取引として処罰すべきだと考えております。もし、報道する場合については、情報元と記者名を明記した上で報道してほしいものです。

報道したものの、「そのような決定をした事実はございません。」と否定されたのなら、それは風説の流布にあたるものと僕は思うのです。

増税に伴う市場の動向を予測

来週から消費税が増税されますが、市場の反応がどうなるのか予測しずらい面があります。31日にはドレッシング買いによる株価上昇が期待できるものの、4月1日の増税を期に株価が急落する可能性も想定しておかなくてはいけません。

今年は年初来から日経平均株価が急落しておりますし、事業年度のはじめとなる4月1日も先物主導での売り圧力が強まる可能性もあるはずです。

一方、企業決算については概ね、良い内容が上がってきているようですし、年初来からの株価下落が消費税増税を折り込んでいるとするならば、逆に上昇していく可能性もあります。

日経225のチャートでいいますと、ちょうど5日線と25日線のゴールデンクロスを迎えますが、三角持合いを形成しているなか、上放れするのか、下放れするのか、ここが正念場ともいえそうです。

月足で見てみますと、24ヶ月線の12,000円までは調整しそうなチャートを形成してはいますが、同じようなチャートを形成している2006年と比較してみますと、ここから反発しておりますので、何とも予測がしずらいかもしれません。

増税の影響を賄うことができる景気対策が出てくれば、再度、16000円を試すチャートを形成することになるかと思いますが、消費の冷え込みが大きい場合には一旦は12000円まで調整する形になることでしょう。