株式

今週末に上場廃止を迎えるオンキヨーですが、本日、遂に1円台に突入してしまったもようです。

時価総額は3億8千万円ほどとなっており、個人でも買えそうな金額になってきました。安く買いたい人にとってはこれ以上ない展開となりましたが、高値で保有している人にとっては残念な結果となってしまいました。

発行枚数が3億8千2百万株に対し、約1億4千万株が1円で並んでいますが、1円でも売れない状態になれば、もしかすると最終日あたりには1円で買える可能性もあります。

後は上場廃止後に紙屑になるのか、希薄化するのか、あるいは数年後に高値がつくことになるのかは分かりませんが、おおむね場外に持ち越されるといいように扱われて残念な結果になることが多いかもしれません。

いかにもオンキヨーらしさが出た株価となりましたが、あと数日間、最後まで走り抜いて欲しいと思います。

先日のオンキヨー株ですが、ついに2円台まで突入してしまったようです。

ここ最近のオンキヨー株はPTSが主戦場となっており、東証ではそれほど動きがなかったように感じています。

動きとしては、PTSで5.5円で売り、東証の寄りや引けで6円の買いを入れるようなマネーゲームになっていましたが、この場合、「5円」で約定すれば「0.5円」の儲け、6円で約定すれば「0.5円」の損になります。

寄り、前引、後寄、引けで1日4回戦ありますので、PTSで「.5円」で売れる状態なら2勝2敗でトントン、3勝1敗で利益が出ることになりますが、コンマ数円の違いでも非常に大きいものがあります。

おおむね、東証で1円高く買いを入れ、1円低く約定すれば、PTSで売りさばくといった感じのマネーゲームだったのかもしれません。ざっと勝敗表をながめてみますに、後場の寄りは勝率が高かったように感じています。

ただ、2円台に突入したので、ぼくはここで売買を終了しました。丁半のドキドキ感を十分に楽しめましたので、あとは放置しておこうと思います。

はたして、最終日の終値は1円で終了するのでしょうか、オンキヨー自体は再上場をめざすとのことですし、宝くじのように握っておこうと思います。

先日買ってみたオンキヨー株ですが、売却交渉が決まったようです。

売却額は約33億円とのことで、個人的な印象ではちょっと少ないと感じましたが、ある程度はぶなんな金額で落ち着いたのかもしれません。

各種の報道によると債務超過額が約23億円とのことで、もし赤字が膨らんでいなければ、単純に考えてギリギリでプラ転した可能性があります。資産に計上していた分と差し引きしても、わずかにプラスに転じたのかもしれません。

そもそもこの約33億円ですが、これはどこからやって来たのでしょうか?

老舗企業には、帳簿上からは見えないブランドという無形資産があると感じており、これが元でなかなか潰れない印象があります。いわゆるのれん代ってやつでしょうか、この部分は心の目で見ないと数字が見えてきません。

また、wikipediaによると、オンキヨーはかつて東芝グループだった時期もあるようで、どちらかというと東芝のような上級国民側の部類に属すると感じています。ネット上には「上級無罪」という格言があり、何だかんだと優遇されてしぶとく生き残っていく、そんな印象を感じております。

ただ、去年は名門「レナウン」が破産してしまいましたが、老舗だからといって潰れないわけでもないかと思います。

今回の売却でもまだ資金が足らないとのことで、悪材料が出尽くしたわけでもないと思いますが、あっけなく上場廃止となってしまうのでしょうか、今後も注目していきたいと思います。

上場廃止が予定されているオンキヨーですが、今回はお試しで買ってみることにしました。

実は先日、100%ぐらい値上がりしていた際にも購入していたのですが、その儲かった分をまたぶっこんで今回は上場廃止の最終日まで見守る予定でいます。

ただ、タカタやスカイマークなどのかつての上場廃止銘柄と比べると少し物足りなさも感じています。タカタの場合、確か兆単位での賠償金みたいな話になっていて、とても払える額ではない状況で上場廃止になりましたが、絶望度が高い上場廃止でないとマネーゲーム化しにくいと感じています。

その点、オンキヨーの場合はせいぜい約23億円程度の債務超過ですし、事業譲渡での経営継続もねらえる状況にあるなか、かつて散っていったタカタなどと比べると財務状況的には中途半端によい状態にあります。

こちらはあくまで私個人の私見にはなりますが、もし仮に約50億円ぐらいで事業を売却できたとした場合、債務超過分の約23億円を差し引き、残りの約27億円を発行済みの約3.8億株で割ると1株あたり約7円ぐらいという市場の判断かと思います。

現在は6円ぐらいなので、そんな高くは売れないぞと考えている人も多いのかもしれません。

いくらで売れるのか、そもそも交渉がまとまるのかも全く予想がつきませんが、市場の判断としてはぶなんなところかと思います。

このあたり、タカタなどのケースとは違い、ある程度の計算が立つ状況かもしれませんが、逆にいえばあまり面白いドラマは生まれず、あっさり上場廃止で終わってしまう可能性もあります。
また、発行枚数も多いため、マネーゲーム化しにくいかもしれません。

ただ、歴史の長い会社ですし、ドラマの視聴料のつもりでちょっと買ってみた次第です。

これがよく分からない新興企業で、倒産による上場廃止という状況なら買いませんが、wikipediaでの沿革を見ますと、新興というよりも老舗グループの仲間というイメージがあります。

もうひと波乱、ふた波乱ぐらいはありそうな気もしていますが、今後も注目していきたいと思います。

三菱自動車の株価回復は1年、2年はかかると思っていたのですが、前回の投稿からはやくも3か月で1.5倍以上まで暴騰してきました。

アップルカー関連での思惑買いでしょうか、材料が材料だけに案外400円台復帰もはやいのではないかな感じています。燃費不正の時と比べると上昇スピードが非常にはやいと感じていますが、いつもの三菱自動車とはちょっと雰囲気が違うようです。

今となってはニーサ分も買っておくべきだったとは思いますが、おそらくはまだチャンスはあるのかもしれません。

個人的には、日産とルノーがどう判断するのかにかかってくると思いますが、もう三菱の持ち株を売っちゃってもいいんじゃないかなという気がしています。日産の買値はまだ上の方だと思いますが、プラスで手放せれば御の字ではないでしょうか。

ただ、思惑が外れれば、株価の暴落は避けれないかもしれませんが、地球温暖化を食い止めるにはEVの普及が必要ですし、アップルカーがiPhoneのように爆発的に普及すれば、地球温暖化による人類滅亡の危機を回避できるかもしれません。

思惑の材料としては世界的ですので、長い相場となりそうですが、今後も注目していきたいと思います。