株式

日経新聞によると「スルガ銀支援、ノジマも候補 異業種含め4陣営」とのことで、スルガ銀行の支援に「ノジマ」や「りそな」、「SBI」に「新生銀行」とそうそうたるメンバーが候補に挙がっているもようです。

当ブログでも新生銀行については触れており、りそなについても耳にした記憶もあるのですが、ノジマとSBIについてはまったくの初耳でした。ノジマは4.98%を市場で買い集めていたとのことで、スルガ銀行の今後の行方に注目が集まっているようです。

また、日経新聞によると以下のような記述があり、地銀で5位あたりとは耳にしてはいましたが、静岡銀行をも上回っていたのは意外でした。

不祥事後も貸出金利回り3.35%(18年4~12月期)を保ち、本業のもうけを示す実質業務純益(単体)も428億円だ。ライバル静岡銀行を上回る。

当ブログではここ半年の間、ずっと買い集めてきましたが、できればもう少し買い集めをしたかったです。個人的にはノジマはかなりセンスがいいと感じてますので、もし株価が安くなれば、今度はノジマあたりを買ってみようかなとも感じています。

そろそろ金融庁による1部業務停止処分も解除されると思いますし、来月には決算発表もあり、イベント盛りだくさんシーズンに突入したものと感じています。

あとは月足24ヶ月を超えるぐらいまでは行くんじゃないかなと僕は感じてますが、今後、どのような展開を迎えるのでしょうか、引き続き注目していきたいと思います。

スルガ銀行のADRがちらほら出てきたようなのですが、不動産ADRが16件、うちシェアハウスが8件という割合になっているようです。

1件1億円として8億円ぐらいなのでしょうか、1千億円以上も引当金を積んだ割にずいぶん件数が少ないなと感じていますが、今後どういった展開を迎えるのか、予断を許さない状況となってきました。

このADRというのは事故扱い?になるのかは不明ですが、元本がカットされるとなると信用情報機関にも元本カットの履歴が登録されることになるはずです。高額所得者のオーナーならそれを嫌うでしょうし、また債務免除益による一時所得で税金関係の問題も出てくる可能性も指摘されています。加えて、仮に元本がカットされたとしても、ある程度の債務は残ってしまうのかもしれません。

そのようなことから、かぼちゃ現物による代物弁済を主張しているようなのですが、このあたりは難しい問題がいろいろあるのだろうと思います。

代物弁済するとしても差額については税金問題が絡んでくるのかもしれませんし、どのような処理に至るのか、興味深いところではあります。

ただ、株主としてみれば、元本カットうんぬんのADRの件数が意外に少ないなと感じてます。巨額の引当金や赤字額の規模から考えて、大勢のオーナーが申し込みをして元本カットされちゃうのかなと思っていましたが、少なすぎの感が否めません。

ちょっとぼくがイメージしていたのとは違った雰囲気なのかなと感じていますが、今後も注目していきたいと思います

今年のゴールデンウィークは4月27日(土)~5月6日(月)の最大10連休が予定されており、残すところあと2カ月となりました。

ぼくがチェックしている銘柄については、おそらく5月24日あたりが決算発表日になるため、この前日には株を保有しておくつもりでおります。

けれども、ゴールデンウィーク前に売却する人が多いようであれば、一旦、保有株を売っておいた方がよいのかもしれません。GW中の株価暴落のリスク、あるいは連休中の資金需要などでGW前にはある程度の売りが予測されます。

また、陛下がご退位されるのに、株価が上がるなどということはあまり気持ちのよいものではありません。

ある程度の売りが出てくるのが予測されるなか、わざわざ高値で買う人もいないかと思うので、4月は買いが入りずらくなるかと思います。それに加えてセルインメイなどの懸念もあり、4月~5月の株の売買は判断が難しいところかと思います。

ただ、このあたりは考えても仕方ないため、ぼくは特に何もしないことに決めました。

連休中に皇太子さまのご即位が控えているなか、連休明けはご祝儀相場になるかもしれませんので、GW前の4月27日(金)の引けで安くなっていれば、ある程度は買い増しをしておこうかなと考えてます。

おそらくGW前は株価が下がり、GW後に株価が上がると予測しておりますが、せいぜい10日ぐらいですし、案外、株価には特に影響がないような気がしております。

最近、界壁などの部材で不適切な施工が問題となっているレオパレス21ですが、ストップ安の後も株価は下落基調が続いているようです。

実はぼくも以前はレオパレスに住んでいたことがあるのですが、当時は毎晩のように女の子が遊びにきていて、朝方までいちゃいちゃ、ちゅっちゅっを繰り返していた楽しい思い出があります。

報道によると壁の防音対策なども不十分だったとのことで、もしかすると当時のお隣さんにはご迷惑をかけてしまっていたのかもしれません。

そのようなリアルな実体験から、今回の事案を予想してみますと、引っ越し費用などについてはそれほど大きな影響は出ないのではないかと僕は考えてます。

公式サイトによると以下のような記述があり、概ね2週間程度で完了するのではないでしょうか。

「物件により補修方法や工程が異なりますが、準備期間を含め、部屋ごとの補修の場合は一部屋あたり数日、小屋裏全体の補修工事の場合は2週間程度の工程を想定しております。 」

家具付きのため、単身で引っ越してくる人も多いかと思いますので、ホテル住まいでもよいのではと思いますが、2週間ぐらいなら多くても一人当たりコミコミ20万~50万ぐらいなものではないかと思います。

けれども、補修工事費用なども合わせて累計430億円の特別損失を計上したとのことで、建築業界では空前の人手不足のなか、工事を計画どおりにできるのかは微妙なところかと思います。

ただ、現金預金が892億円とのことで、この数字ならさすがに倒産することはないのかなという気もしますが、とりあえずはウォッチングを継続していく予定でおります。

同じような不適切な事案にKYBのダンパー交換のケースがありましたが、あちらの方はほとぼりが冷めたのか、そろそろ上昇していきそうな雰囲気も感じられます。

このような不適切な事象が発生した際、半年程度はヨコヨコの展開になると考えてますので、レオパレスを買うにはまだ時期早々のような気もしないではないですが、ニュースで話題にならなくなったぐらいに物色してみるのもよいかもしれません。

上げるにしても、底値をしつこいぐらいに試してから上げていくと感じてますので、半年程度の時間をみて、毎月少しづつ買っていく方がリスクを分散できると感じてます。

例え、万一株価が暴落する結果になったとしても、買う時期を分散していれば、損失を抑えることができるかと思います。

ぼくはここ半年間、この方法でスルガ銀行を毎月ずっと買っているのですが、300円台後半で買った分については枚数的には少ないものの、今では500円台になってますので、全体で見てもかなりの利が乗ってきています。

ただ、レオパレスについては、引っ越し費用や工事費用などでリアルで損失が実際に発生するのは避けられないかと思いますので、それほどのうまみは感じられなく、あまり注目はしてないのですが、今後も監視活動を強化していく予定です。

先日のスルガ銀行についてですが、決算の翌日は一時ストップ高をつける展開となったようです。

ただ、一連のメディアの動向には不自然な動きが多々あったように感じております。

突然、デート商法うんぬんの報道がされはじめたり、赤字決算であることは前回の決算で既出だったものの、なぜか赤字に転落のような報道がされており、タイミングにも内容的にも不自然な報道が多々あったように感じています。

特にデート商法についてですが、11月でも12月でも1月でもなく、なぜ決算の前日に報道が過熱する結果になったのか、極めて不自然と言わざるを得ません。ただの偶然なのかもしれませんが、ストップ高になると株を買うことができなくなるため、あえてネガティブな報道を決算日にぶつけてきたような印象を感じています。

ただ、ぼくも少しだけ買い増しはできたので、結果的に見れば、文句をいう筋合いはまったくないのですが、あからさますぎやしないかと感じてます。

いずれにしても、ぼくの当初の予想では「底値から反発するまでに半年程度はヨコヨコの展開」になると考えてましたが、年末の日経平均の暴落を補正すると以前の三菱自の不適切な事象と同じパターンになるのかなとも感じております。

果たして今回のストップ高がトリガーになるのでしょうか、それともまだヨコヨコや下落チャートを継続するつもりなのでしょうか、創業家との関係精算や合併の有無の行方などもあり、今後も目が離せない展開になってきました。